日本語-en japonais

ペルシャ語を話す彼女

ペルシャ語を話す彼女

「あなたのキャンペーンってちょっとパリ人向けじゃない?」
「うーん、そうかも。」
「ちょっと、簡単に言うわね。応援してほしいなら何か一言足りないわね。」
「じゃあ『クジラ』。さっき雲の切れ間に見たようなの。これでどう?」
「オッケー。やるわ。」
「じゃあ明日キャンペーンの詳細を送るわ。」
「でもなんで『リタのキオスク』なの?」
「何となくよ。響きがいいじゃない。」
「でもみんなあなたの名前がリタだと思うよ?」
「別にいいわよ。この名前、前から気に入ってたの。レミーと一緒にグーグルで調べたけど、他に使われてないみたいだし。」
「じゃあ、リタって呼んでいいの? 私も色んなあだ名があるけどね。」
(夜のピクニックに行く道で休憩中の二人組がおどけて声を掛けてくる)
「グッドモーニング!」
(小学生並みの英語で)
「オレ達は2014年からこの辺りに住んでるんだ。」
「あら、私は来たばかりよ。ここで生まれたけどパリに住んでたの。」
(アンジェリックが叫ぶ)
「アフガニスタンから来たの? 彼女はペルシャ語が話せるのよ!」
「ウソだろ? 本当に話せるの? 君の名前は?」
「まだ話せないけどこれから習うのよ。私はリタよ。」